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耐震シェルター・防災ベッドの補助金|「家全体の耐震改修は高すぎる」ときの現実的な選択肢【独自集計】

2026/09/02 更新 ・ 出典は記事末に明記

古い家の耐震改修は100万円以上かかることが多く、「必要なのは分かるけれど手が出ない」という声をよく聞きます。その現実的な代替策が、寝室など一室だけを守る「耐震シェルター」や、就寝中の倒壊から身を守る「防災ベッド」です。当サイトの集計では、シェルター・防災ベッド関連の補助に触れている自治体は全国320にのぼります。仕組みと補助金の相場、対象になりやすい条件を整理しました。

この記事のまとめ

💡 30秒でわかる要点
  • 耐震シェルターは、家全体を改修する代わりに寝室など一室を鉄骨フレーム等で補強する装置。防災ベッドは就寝スペースだけを頑丈な枠で守るタイプです
  • 当サイトの集計では、耐震シェルター・防災ベッドの補助に触れている自治体は全国320。シェルター等を名称に掲げる専用制度だけでも174自治体あります
  • 専用制度の上限額は10〜30万円台がボリュームゾーン。耐震改修と一体の制度では上限100万円を超える自治体もあります
  • 対象は「旧耐震基準(1981年5月以前着工)の木造住宅」「耐震診断の評点が一定未満」といった条件付きが一般的。高齢者世帯に限定する自治体もあります

集計は当サイトが保有する全国1,743自治体の制度データ(2026年9月時点)にもとづきます。制度の有無・金額・条件は自治体ごとに異なり、年度途中で変わる場合もあるため、必ずお住まいの自治体の最新情報をご確認ください。

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耐震シェルター・防災ベッドとは — 「一室だけ守る」という考え方

耐震改修は家全体の壁や基礎を補強するため効果は高いものの、費用も工期も大きくなりがちです。これに対して耐震シェルター・防災ベッドは「地震で家が倒壊しても、命を守る空間だけは確保する」という発想の対策です。

種類守る範囲特徴
耐震改修家全体効果は最も高いが、費用・工期の負担が大きい
耐震シェルター寝室など一室室内に鉄骨フレーム等を組んで空間を確保。大がかりな解体を伴わない工事で済むことが多い
防災ベッド就寝スペースのみベッドの上部を頑丈な枠で覆う。設置の負担が最も小さい

「倒壊のおそれがある家に住み続けざるを得ないが、家全体の改修は難しい」——そうした場合の次善の策として、多くの自治体が補助制度を設けています。特に、就寝中の被災で逃げ遅れやすい高齢者世帯を想定した制度が目立ちます。

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補助金はいくら? 全国320自治体の独自集計

当サイトの制度データベースを集計したところ、耐震シェルター・防災ベッドの補助に触れている自治体は全国320。うちシェルター等を制度名に掲げる専用制度は174自治体で確認できました。

  • 専用制度の上限額は10〜30万円台が最も多く、次いで50万円超(耐震改修と一体の制度を含む)が続きます
  • 耐震診断・改修・シェルターをまとめた一体型の制度では、メニュー全体で上限100万円を超える自治体もあります
  • 「本体購入費+設置工事費の一部」を補助する形が一般的で、補助率は2分の1〜全額まで自治体差があります

注意点同じ「耐震シェルター補助」でも、対象製品を自治体が指定するリストの中から選ぶ方式(東京都や静岡県の関連制度で見られる形)と、性能基準を満たせばよい方式があります。購入前に、検討中の製品が対象になるかを必ず自治体へ確認してください。

対象になりやすい条件

自治体によって細部は異なりますが、次のような条件が組み合わされているのが典型です。

  • 旧耐震基準の住宅:1981年(昭和56年)5月31日以前に着工した木造住宅が対象の中心
  • 耐震診断の結果:上部構造評点が1.0未満(倒壊の可能性あり)など、診断で危険性が確認された住宅
  • 世帯の条件:高齢者(65歳以上)や障がいのある方がいる世帯に限定、または優遇する自治体があります
  • 設置場所:就寝室・1階の居室に限るなどの指定がある場合があります

多くの制度で入口になるのが耐震診断です。診断を無料または低額で受けられる自治体も多いため、まずは「耐震診断の流れと費用」から始めるのが確実です。

申請の注意点 — 「購入後」では間に合わない

⚠️ 申請は必ず「購入・設置の前」に

他の住宅補助金と同じく、耐震シェルター・防災ベッドの補助も交付決定前の購入・着工は対象外になるのが原則です。「防災の日をきっかけに思い立ってすぐ買った」という順番だと補助を受けられません。見積もりを取ったら、契約の前に自治体窓口へ相談してください。

また、年度予算の上限に達すると受付を終了する自治体が多いため、検討するなら年度の早い時期に動くのが安全です。家全体の耐震改修も視野に入れる場合は「耐震改修の補助金・診断助成まとめ」、ブロック塀や感震ブレーカーなどその他の防災対策は「防災リフォームの補助金」もあわせてご覧ください。

自分の街に制度があるか調べる

当サイトでは、全国1,743自治体の住宅補助金を毎週更新で掲載しています。お住まいの自治体のページで「リフォーム・耐震」カテゴリを確認するか、制度名に「シェルター」「防災ベッド」が含まれる制度がないか探してみてください。見つからない場合も、耐震改修全体の補助制度の中にシェルターがメニューとして含まれていることがあるため、自治体の建築指導課・防災担当課への問い合わせが確実です。

自分はどれが使える?お住まいの自治体と目的を選ぶだけ。使える可能性のある制度を30秒で絞り込みます。
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よくある質問

耐震シェルターの補助金はいくらくらいもらえますか?

当サイトの集計では、専用制度の上限額は10〜30万円台の自治体が最も多く、耐震改修と一体の制度では100万円を超える場合もあります。補助率や対象費用の範囲は自治体ごとに異なるため、お住まいの自治体の制度をご確認ください。

賃貸住宅や新しい家でも対象になりますか?

多くの制度は「1981年5月以前に着工した旧耐震基準の木造住宅」を対象の中心にしており、持ち家であることを要件とする場合が一般的です。賃貸の場合は所有者の同意を条件に対象とする自治体もあるため、個別の確認が必要です。

防災ベッドと耐震シェルターはどちらを選べばよいですか?

守りたい範囲と費用のバランスで考えるのが基本です。寝室での生活空間ごと守りたい場合はシェルター、就寝中の安全確保を最優先しつつ費用を抑えたい場合は防災ベッドが候補になります。自治体によって補助対象が異なるため、両方が対象かどうかも確認しておくと選びやすくなります。

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お住まいの自治体で使える制度を探す

補助金は国の制度に加え、市区町村ごとの独自制度を併用できることが多くあります。 下記の都道府県、または検索から、お住まいの自治体で使える制度をご確認ください。 多くの自治体ページには、国の省エネ補助金に対応できる「登録事業者」の一覧も掲載しています。 施工会社をお探しの方はあわせてご覧ください。

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出典: 当サイト保有の全国1,743自治体の住宅補助金制度データ(2026年9月時点)の独自集計にもとづき作成。制度の有無・補助額・対象条件は自治体・年度により異なるため、正確な情報は必ず各自治体の公式サイト・担当窓口でご確認ください。
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