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玄関ドア交換で使える補助金2026|先進的窓リノベの対象条件・補助額と申請の流れ

2026/07/12 更新 ・ 出典は記事末に明記

古くなった玄関ドアの交換には、国の「先進的窓リノベ2026事業」の補助金を使える場合があります。ただし玄関ドアだけの交換は対象外で、「窓の断熱工事と同一契約・同時申請」が条件です。この記事では、公式サイトで確認できる玄関ドア交換の対象条件、性能・サイズ区分ごとの補助額、断熱ドアの効果、申請の段取りまでを整理しました。

この記事の結論まとめ

先に要点だけ
  • 玄関ドア交換は「先進的窓リノベ2026事業」の補助対象。ただしドア単体の工事は不可で、他の窓の断熱工事と同一契約・同時申請の場合のみ対象。
  • 補助額はドアの断熱性能(P・S・A)とサイズ区分で決まる定額制。戸建住宅なら1か所あたり41,000円〜239,000円(公式サイト公表値)。
  • 申請できるのは国に登録された「窓リノベ事業者」だけ。施主本人の直接申請はできない。
  • 1申請あたりの合計補助額が5万円以上であることが必要。上限は1戸あたり100万円。
  • 国の制度が使えない場合でも、市区町村が独自にドア・開口部の断熱補助を実施していることがある。

玄関ドア交換に使える補助金は「先進的窓リノベ2026事業」

窓の制度なのに玄関ドアも対象になる理由

先進的窓リノベ2026事業は、環境省・経済産業省・国土交通省が連携する「住宅省エネ2026キャンペーン」の中核として、既存住宅の窓の断熱リフォームを支援する制度です。名前は「窓リノベ」ですが、窓と同じく熱の出入りが大きい開口部として、玄関ドア・勝手口ドアを断熱性の高い製品へ交換する工事も補助対象に含まれています。

対象となるドア工事は、既存のドア枠を残して新しい断熱ドアを取り付ける「カバー工法」と、枠ごと取り外して交換する「はつり工法」の2種類です。いずれも、国に登録された対象製品を使うことが条件になります。

最重要ポイント:ドア単体の交換では申請できない

注意したいのは、公式サイトに「ドア交換(ドアに対する内窓設置を含む)については、他の窓の工事と同一の契約であり、同時に申請する場合のみ、本事業の補助対象となります」と明記されている点です。つまり「玄関ドアだけを交換したい」という工事単体では、この制度は使えません。

対象になるケース・ならないケース
  • 対象になる:リビングの内窓設置+玄関ドア交換を同一契約で行い、同時に申請する
  • 対象になる:外窓交換やガラス交換と合わせて勝手口ドアを断熱ドアにする
  • 対象にならない:玄関ドアの交換のみを単独契約で行う
  • 対象にならない:登録されていない一般のドア製品への交換や、DIYでの取り付け

玄関ドアのリフォームを検討している場合は、「ついでに寒さが気になる窓も1〜2か所直す」プランにすることで、ドアにも補助金を使える形になります。窓側の工事にも同じ制度の補助が出るため、開口部をまとめて改修するほうが費用対効果は高くなります。

玄関ドア交換の補助額|性能区分×サイズ区分の定額制

補助額の決まり方

補助額は工事費の〇%という定率ではなく、「ドアの断熱性能の区分」と「ドアのサイズ区分」の組み合わせで、1か所ごとにあらかじめ定額が設定されています。性能区分は熱貫流率(Uw値)に応じてP(1.1以下)・S(1.5以下)・A(1.9以下)の3段階、サイズ区分は面積に応じて特大(4.0㎡以上)・大(2.8㎡以上4.0㎡未満)・中(1.6㎡以上2.8㎡未満)・小(1.0㎡以上1.6㎡未満)の4段階です。

戸建住宅のドア交換(カバー工法)の補助額

公式サイトが公表している戸建住宅(および延床面積240㎡以下の非住宅)のドア交換(カバー工法)の補助額は次のとおりです。

  • 性能区分P:特大239,000円/大188,000円/中138,000円/小89,000円
  • 性能区分S:特大156,000円/大124,000円/中92,000円/小60,000円
  • 性能区分A:特大116,000円/大88,000円/中66,000円/小41,000円

一般的な戸建の玄関ドア(片開き+袖付きなどで「中」〜「大」区分に該当することが多いサイズ)であれば、性能区分によって1か所あたりおおむね6万円台〜18万円台の補助が受けられる計算です。低層集合住宅では金額表が別に設定されており、同じ性能・サイズでも戸建より高い区分もあります。

自分のドアの区分は「性能証明書」と公式検索で確認

検討中のドア製品がどの性能区分・サイズ区分に当たるかは、メーカーが発行する性能証明書と、公式サイトの対象製品検索で確認できます。はつり工法や集合住宅の金額、みらいエコ住宅2026事業との申請の分け方など、個別条件の詳細は必ず先進的窓リノベ2026事業の公式サイトで最新情報を確認してください。

下限5万円・上限100万円のルール

本事業は「1申請あたりの合計補助額が5万円以上」の工事が対象で、上限は1戸あたり100万円です。ドアと窓を合わせて申請すれば下限はクリアしやすいため、この点でも窓との同時工事は合理的です。

断熱ドアに交換するとどう変わる?

玄関は家の中でも熱の出入りが大きい開口部のひとつです。古いアルミ製のドアや、ガラス面の大きい単板ガラス入りのドアは、冬に冷気を室内へ伝えやすく、玄関やろう下が寒くなる原因になります。

  • 断熱性の向上:断熱材入りの扉体や複層ガラスにより、玄関まわりの底冷えが和らぐ
  • 結露の抑制:ドア表面やガラス部分の温度低下が抑えられ、結露やカビの発生を減らせる
  • 省エネ効果:暖冷房の熱が逃げにくくなり、光熱費の削減につながる
  • 付帯メリット:最新ドアへの交換で、断熱と同時に防犯性能やカギの利便性(スマートキー等)も更新できる

カバー工法であれば壁を壊さず、工事は1日程度で完了するケースが一般的です。リフォームの負担が小さい割に体感効果が出やすい部位といえます。

申請の流れ|登録事業者経由・着工前の段取りが必須

施主本人は申請できない

補助金の交付申請・受け取り・施主への還元は、すべて国に登録された「窓リノベ事業者」が行います。施主(一般消費者)が直接申請することはできません。契約前に、依頼先が住宅省エネ2026キャンペーンの登録事業者であることを必ず確認してください。

段取りを間違えると1円も受け取れない

対象になるのは、所定の期間内の契約・着工(2025年11月28日以降に工事へ着手したもの)に基づく工事で、交付申請の受付は2026年12月31日まで(予算上限に達した時点で終了)です。工事が終わってからの後付け申請はできないため、必ず契約・着工前に登録事業者と補助金活用の段取りを固めておく必要があります。

  • STEP1:登録事業者(リフォーム会社・工務店・サッシ店)へ相談し、玄関ドアと窓の現地調査
  • STEP2:対象製品(性能証明書付き)を選定し、窓工事と同一契約でリフォーム契約を締結
  • STEP3:事業者が国へ交付申請(予算の予約を含む)を提出
  • STEP4:着工〜工事完了(カバー工法なら短期間で完了)
  • STEP5:補助金は事業者へ交付され、工事代金からの値引き等の形で施主に還元される

本事業は人気が高く、予算の消化状況によっては年末の期限を待たずに受付が終了する可能性があります。玄関ドアの交換を考えているなら、早めに登録事業者へ相談するのが確実です。

国の制度が使えないときは自治体のドア・開口部補助を探す

「窓はすでにリフォーム済みで、ドアだけ交換したい」という場合、先進的窓リノベ2026事業は使えません。その場合に確認したいのが、市区町村が独自に実施している住宅リフォーム補助や断熱改修補助です。

自治体の制度には、開口部(窓・ドア)の断熱改修を対象に含むもの、地元業者への発注を条件に工事費の一部を補助するもの、国の制度と併用できるものなど、さまざまなタイプがあります。募集期間が短く先着順のものも多いため、工事を計画したタイミングで最新の募集状況を確認しておくことが大切です。

お住まいの自治体の補助金を検索

当サイトでは、全国の市区町村ごとに住宅リフォーム関連の補助金・助成金情報をまとめています。トップページの自治体検索から、お住まいの地域でドアや開口部の改修に使える制度がないか確認してみてください。

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よくある質問

玄関ドアだけを交換したい場合、先進的窓リノベ2026の補助金は使えますか?

使えません。ドア交換は「他の窓の工事と同一の契約であり、同時に申請する場合のみ」補助対象と公式サイトに明記されています。玄関ドア単体の工事で補助を受けたい場合は、内窓設置など窓の断熱工事を1か所以上組み合わせるか、お住まいの自治体が実施する独自のリフォーム補助を検討してください。

玄関ドア交換の補助額はいくらもらえますか?

ドアの断熱性能(P・S・Aの3区分)とサイズ(特大・大・中・小の4区分)で決まる定額制です。戸建住宅のカバー工法の場合、1か所あたり41,000円〜239,000円が公式に設定されています。検討中の製品がどの区分に当たるかは、メーカー発行の性能証明書と公式サイトの対象製品検索で確認できます。

リビング階段用の引き戸や勝手口ドアも対象になりますか?

対象になるのは、住宅の外皮(外気に接する開口部)に設置する登録済みの断熱ドアへの交換です。勝手口ドアは玄関ドアと同様に、窓工事との同一契約・同時申請を条件に対象となります。一方、室内ドアなど外気に接しない建具は対象外です。個別の製品が対象かどうかは、公式サイトの対象製品検索で品番から確認してください。

リフォーム補助金の新着・締切情報を受け取る

窓リノベ・断熱・耐震などリフォーム関連の補助金の新着と、受付終了のタイミングをお知らせします。

※ 現在は事前登録の受付期間です。配信の準備ができ次第、ご登録のアドレスへお知らせします。配信解除はいつでも可能で、メールアドレスは通知の目的にのみ使用します。

お住まいの自治体で使える制度を探す

補助金は国の制度に加え、市区町村ごとの独自制度を併用できることが多くあります。 下記の都道府県、または検索から、お住まいの自治体で使える制度をご確認ください。 多くの自治体ページには、国の省エネ補助金に対応できる「登録事業者」の一覧も掲載しています。 施工会社をお探しの方はあわせてご覧ください。

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出典: 環境省「先進的窓リノベ2026事業」公式サイト(事業概要・対象工事の詳細【ドア交換(カバー工法)】ページ)をもとに作成。性能区分・サイズ区分ごとの最新の補助額、はつり工法・集合住宅の金額、対象製品の品番については、必ず公式ウェブサイト(window-renovation2026.env.go.jp)をご確認ください。