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新築でもらえる補助金はいくら?世帯タイプ別の受給モデル3例【2026年】

2026/07/14 更新 ・ 出典は記事末に明記

「新築を建てると補助金は結局いくらもらえるのか」。答えは、世帯構成(子育て世帯かどうか)・住宅の性能・建てる自治体の3つで大きく変わります。この記事では、2026年度の公式データをもとに、世帯タイプ別の受給モデルを3つ試算しました。国の制度だけで100万円超、自治体の制度と合わせると200万円を超えるケースもあります。

この記事のまとめ

💡 ポイント
  • 国の補助金の柱は「みらいエコ住宅2026事業」:最高性能のGX志向型は110万円/戸(寒冷地は125万円)。長期優良住宅75万円・ZEH水準35万円の枠は子育て世帯・若者夫婦世帯限定です。
  • 住宅ローン控除は年末残高の0.7%×最大13年:子育て世帯・若者夫婦世帯は借入限度額が上乗せされ、認定住宅で5,000万円・ZEH水準で4,500万円まで対象になります。
  • 自治体の上乗せが勝負どころ:新築・住宅取得への独自補助を出す自治体は全国に2,000件以上。射水市の最大200万円のように、国の制度を超える例もあります。

前提:2026年度の「新築でもらえるお金」は3階建て

新築の支援は、①国の補助金(みらいエコ住宅2026事業)②税制(住宅ローン控除など)③自治体の独自補助、の3階建てで考えます。それぞれ財源が別なので、要件を満たせば併用できます。

階層制度金額の目安(2026年度)
① 国の補助金みらいエコ住宅2026(GX志向型)110万円/戸(寒冷地125万円)
① 国の補助金同(長期優良住宅・子育て等限定)75万円/戸(寒冷地80万円)
① 国の補助金同(ZEH水準・子育て等限定)35万円/戸(寒冷地40万円)
② 税制住宅ローン控除年末残高の0.7%を最大13年間
③ 自治体新築・取得への独自補助数十万〜200万円超(自治体により大差)

用語「子育て世帯・若者夫婦世帯」とは、19歳未満の子がいる世帯、または夫婦のいずれかが40歳未満の世帯です(住宅ローン控除の上乗せも同じ定義)。みらいエコ住宅2026のGX志向型には世帯要件がありません。

モデル1:子育て世帯×最高性能の注文住宅(初年度 最大約340万円)

小学生の子がいる夫婦が、長期優良住宅の認定を受けたGX志向型の注文住宅を地方都市で新築(借入4,200万円)するケースです。

受け取れるお金金額備考
みらいエコ住宅2026(GX志向型)110万円長期優良枠でなくGX枠で申請(金額が大きい方を選択)
自治体の新築補助(例:射水市)最大200万円いみず住まいづくり支援補助金。基本額+要件加算の上限で、実額は世帯条件により変動
住宅ローン控除(初年度)約29万円残高4,200万円×0.7%。認定住宅の子育て世帯枠(上限5,000万円)内
合計(初年度)最大 約339万円自治体補助を満額受給できた場合。ローン控除は2年目以降も最大13年間続く

ポイントは、みらいエコ住宅2026は「GX志向型」「長期優良」のどちらか一方しか使えないため、両方の基準を満たすなら金額の大きいGX枠(110万円)で申請することです。長期優良の認定自体は、住宅ローン控除の限度額アップ(4,500万→5,000万円)と登録免許税・不動産取得税の軽減に効き続けます。

モデル2:若者夫婦×ZEH水準の建売住宅(初年度 約111万円)

30代前半の夫婦(子どもなし・妻が39歳以下)が、ZEH水準の建売住宅を購入(借入3,800万円)するケースです。

受け取れるお金金額備考
みらいエコ住宅2026(ZEH水準)35万円この枠は子育て・若者夫婦世帯限定。夫婦どちらかが40歳未満なら対象
自治体の取得補助(例:高岡市)最大50万円たかおか暮らし支援事業(住宅取得)
住宅ローン控除(初年度)約26万円残高3,800万円×0.7%。ZEH水準の子育て等枠(上限4,500万円)内
合計(初年度)約111万円

建売でも、性能表示でZEH水準(断熱等級5・一次エネ等級6)を満たしていれば国の補助とローン控除の上乗せの両方が使えます。物件選びの段階で「ZEH水準かどうか」を営業担当に確認するだけで、数十万円の差になります。

モデル3:地方移住×新築(初年度 約294万円+子ども加算)

東京23区に5年勤めた子育て世帯が、地方に移住して木造の注文住宅(GX志向型・借入3,500万円)を建てるケースです。

受け取れるお金金額備考
みらいエコ住宅2026(GX志向型)110万円世帯要件なし
移住支援金(国+自治体)100万円+子ども加算東京圏からの移住等の要件あり。18歳未満1人につき最大100万円加算の自治体も
自治体の新築補助(例:酒田市)最大60万円地元産木材の使用で加算される型(酒田産木材使用の新築補助)
住宅ローン控除(初年度)約24万円残高3,500万円×0.7%
合計(初年度)約294万円+子ども加算

注意移住支援金は「移住元」「就業・起業の要件」「居住年数」など条件が細かく、退去すると返還になる場合があります。移住×新築は金額が最も大きくなる組み合わせですが、要件確認は最も慎重に行ってください。

試算を自分の条件でやり直すには

  • ① 建てる市区町村を決めて、当サイトの自治体ページで「新築」カテゴリの独自補助を確認する(新築特集には受付中2,000件超を掲載)
  • ② 住宅の性能(GX志向型/長期優良/ZEH水準)を住宅会社に確認する — 補助額とローン控除の限度額が両方変わります
  • ③ 借入予定額×0.7%で初年度のローン控除額をつかむ(2年目以降は残高が減るごとに少しずつ減ります)
  • ④ 国の補助は予算上限あり:GX志向型は2026年7月時点で予算の40%を消化。契約前に施工会社へ「補助金を使う前提」と伝えて着工前の申請を
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よくある質問

みらいエコ住宅2026と住宅ローン控除は併用できますか?

併用できます。ただし住宅ローン控除の計算では、住宅の取得対価から補助金の額を差し引いて計算するルールがあるため、控除額がその分わずかに減る場合があります。それでも受け取る補助金の方がはるかに大きいため、併用が基本です。

子どもがいない30代夫婦でも「子育て世帯等」の優遇は使えますか?

夫婦のどちらかが40歳未満であれば「若者夫婦世帯」として、みらいエコ住宅2026の長期優良・ZEH水準枠と、住宅ローン控除の借入限度額の上乗せの両方が対象になります。

モデルケースの金額は必ずもらえますか?

いいえ、あくまで2026年度の公式な制度値に基づく試算です。国の補助は予算上限で早期終了することがあり、自治体の補助は要件(居住年数・市税の滞納なし・着工前申請など)を満たす必要があります。実際の金額は必ず各制度の公式ページと施工会社でご確認ください。

新築向け補助金の新着・締切情報を受け取る

みらいエコ住宅2026などの予算消化の動きや、新築で使える制度の変更をメールでお知らせします。

※ 現在は事前登録の受付期間です。配信の準備ができ次第、ご登録のアドレスへお知らせします。配信解除はいつでも可能で、メールアドレスは通知の目的にのみ使用します。

お住まいの自治体で使える制度を探す

補助金は国の制度に加え、市区町村ごとの独自制度を併用できることが多くあります。 下記の都道府県、または検索から、お住まいの自治体で使える制度をご確認ください。 多くの自治体ページには、国の省エネ補助金に対応できる「登録事業者」の一覧も掲載しています。 施工会社をお探しの方はあわせてご覧ください。

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出典: 国土交通省「みらいエコ住宅2026事業」公式サイト(GX志向型110万円/戸・温暖地、長期優良75万円・ZEH水準35万円は子育て等世帯限定)、国土交通省 令和8年度税制改正資料(住宅ローン控除 控除率0.7%・認定住宅の子育て等世帯5,000万円/ZEH水準4,500万円・13年)、射水市・高岡市・酒田市の各公式サイト(自治体補助の例)をもとに試算。金額は2026年7月時点の制度値で、個別の適用可否・金額は各公式窓口でご確認ください。