解説ガイド ・ 移住・定住

転入超過の見方2026|「人が集まる街」をデータで見分けて移住支援金と組み合わせる

2026/07/17 更新 ・ 出典は記事末に明記

「この街、人が増えているのかな」——住まいや移住先を選ぶとき、この直感を数字で確かめられるのが「転入超過(社会増減)」です。当サイトの自治体ページにも掲載を始めました。数字の意味と限界、そして移住・子育て支援の手厚い街とのクロスの仕方を解説します。

この記事のまとめ

💡 ポイント
  • 転入超過=1年間の「転入者−転出者」。プラスなら引っ越しでその街を選んだ人が多いという、住民の“足による投票”の結果です。
  • 人口増減率は出生・死亡(自然増減)も含みます。少子高齢化の今は、多くの街で「自然減を転入超過でどこまで補えるか」の勝負になっています。
  • 「人が増えている×移住・子育て支援が厚い」街は、需要と支援の両取り。当サイトのクロスランキングで一覧できます。

人口増減の3つの数字:増減率・自然増減・社会増減

指標意味見方
人口増減率1年間の人口の増減(%)街の総合的な勢い。全国計はマイナス(人口減少時代)
自然増減出生−死亡ほとんどの自治体でマイナス。プラスは若い世帯が多い証拠
社会増減(転入超過)転入−転出住む場所として選ばれているかを最も直接映す数字

住まい選びで特に見てほしいのは社会増減です。自然減は全国的な傾向なので、社会増減がプラスの街は「人を引きつける何か(雇用・住環境・子育て支援・家賃相場)」を持っていると読めます。

当サイトの表示当サイトの自治体ページの数字は、総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」(外国人住民を含む総計)の2024年(令和6年)動態です。年1回更新します。

移住支援金と組み合わせる:需要と支援の両取り

移住・定住支援が手厚い街には2つのタイプがあります。人口減少に歯止めをかけたい街(支援は厚いが減少中)と、勢いをさらに伸ばしたい街(増えていて支援もある)です。どちらが良いかは目的次第ですが、資産価値や生活インフラの持続性を重視するなら後者が有利です。

  • 「人が増えている×支援が厚い」→ 当サイトのクロスランキングでTOP20を掲載
  • 東京圏からの移住なら国の移住支援金(単身60万円・世帯100万円・18歳未満の子ども1人につき最大100万円加算)が使える自治体か確認
  • 転入超過の中身(年齢層)も自治体の公表資料でわかることがある。子育て世帯の転入が多い街は学校・保育の環境が整いやすい

数字の限界も知っておく

転入超過にも読み方の注意があります。

  • 大学・工場・大型マンションの開業/閉鎖など、一時要因で大きく振れることがある(単年でなく数年の傾向で見る)
  • 外国人の増減の影響が大きい自治体もある(当サイトは外国人を含む総計を採用)
  • 「増えている街」は地価・家賃も上がりやすい。支援金と住居費の上昇を天秤にかける必要がある

地価の前年比・空き家率・財政力指数とあわせて見ると、勢いと住みやすさのバランスが立体的にわかります。

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よくある質問

転入超過がマイナスの街には住まない方がいいですか?

そうとは限りません。転出超過の街は住宅・土地が手頃で、移住・定住支援が手厚いことも多くあります。通勤・通学やテレワークの条件が合うなら、コストを抑えた住まい選びができる場合もあります。

移住支援金はどこでも100万円もらえますか?

国の移住支援金は「東京23区に在住または通勤していた人が対象地域へ移住し、就業等の要件を満たす」ことが条件で、対象自治体も限られます。金額・要件は自治体ごとに異なるため、必ず移住先の公式情報でご確認ください。

人口のデータはどこで見られますか?

総務省の「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」(毎年公表)と、統計局の「住民基本台帳人口移動報告」が一次データです。当サイトの各自治体ページでも概況を掲載しています。

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お住まいの自治体で使える制度を探す

補助金は国の制度に加え、市区町村ごとの独自制度を併用できることが多くあります。 下記の都道府県、または検索から、お住まいの自治体で使える制度をご確認ください。 多くの自治体ページには、国の省エネ補助金に対応できる「登録事業者」の一覧も掲載しています。 施工会社をお探しの方はあわせてご覧ください。

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出典: 総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」(2025年1月1日現在・2024年動態)を加工して作成。移住支援金の金額は内閣官房・内閣府「地方創生移住支援事業」の公表内容(単身60万円・世帯100万円・子ども加算最大100万円/人)によります。