この記事のまとめ
- 国の給湯省エネ2026事業:エネファームは17万円/台。
- 撤去加算:電気蓄熱暖房機の撤去は4万円/台(2台まで)、電気温水器の撤去は2万円/台。
- 自治体の上乗せ:エネファームに補助を出す自治体は全国に244制度あり、国と併用できる場合も。
- 申請は登録事業者(給湯省エネ事業者)経由。工事・契約の前に対象か確認するのが原則。
国の補助:給湯省エネ2026事業でエネファームは17万円/台
国の「給湯省エネ2026事業」(経済産業省)では、高効率給湯器の導入に定額の補助が出ます。エネファーム(家庭用燃料電池)の補助額は17万円/台で、エコキュートやハイブリッド給湯機と比べても高い水準に設定されています。
| 項目 | 補助額 | 備考 |
|---|---|---|
| エネファーム(家庭用燃料電池)の導入 | 17万円/台 | 対象機種の要件あり。性能加算はなし |
| 電気蓄熱暖房機の撤去(加算) | 4万円/台 | 2台まで |
| 電気温水器の撤去(加算) | 2万円/台 | エネファーム導入と同時の撤去が対象 |
給湯省エネ2026事業は予算の上限に達し次第終了します。交付申請の期限は遅くとも2026年12月31日までですが、人気の補助は年内早期に締め切られることもあります。導入を決めたら早めに動きましょう。
自治体の上乗せ補助も確認:エネファーム対象は全国244制度
国の補助に加えて、市区町村や都道府県が独自にエネファームへの補助を出している場合があります。当サイトの調査では、エネファームを対象に含む自治体の補助制度は全国に244制度あります。
- 自治体補助は数万円〜十数万円程度のものが多く、国の17万円と併用できる場合があります(併用可否は各制度の要件によります)。
- 「同一の経費に国と自治体の両方は不可」「市内業者の施工が条件」など、制度ごとにルールが異なります。
- 受付期間や予算枠も自治体ごとに違うため、お住まいの自治体の最新情報を確認しましょう。
お住まいの自治体にエネファーム補助があるかは、当サイトのエネファーム特集ページから一覧で確認できます(関連記事のリンク参照)。
本体価格の目安と補助後の実質負担の考え方
エネファームの本体価格と工事費の合計は、メーカー・機種・設置条件・工事内容によって大きく変わります。給湯器の中では高額な部類で、エコキュートの倍以上になることもあります。相場を一つの数字で断定するのは難しいため、次のような考え方で整理するのがおすすめです。
- ①複数の施工会社から見積もりを取り、本体+工事費の総額を把握する。
- ②総額から「国の17万円+自治体補助」を引いた実質負担を出す。
- ③実質負担を、発電による電気代の削減効果とあわせて10年単位の収支で評価する。
エネファームは家で発電して買う電気を減らせるため、電気をよく使う家庭ほど光熱費の削減効果が大きくなります。補助金は初期費用の回収期間を数年単位で短縮できる材料です。一方、電気の使用量が少ない家では効果が出にくいこともあるため、初期費用の安さだけでなく、わが家の電気・お湯の使い方とあわせて判断しましょう。
申請の流れ:登録事業者経由・契約や着工の前に確認
給湯省エネ2026事業の補助金は、施主が直接申請するのではなく、あらかじめ「給湯省エネ事業者」として登録された事業者が申請します。
- ①見積もり段階で、施工会社(リフォームなら施工業者、新築注文住宅なら建築事業者、分譲・既存住宅の購入なら販売事業者)が給湯省エネ事業者として登録済みか確認する。
- ②導入する機種が補助対象かを確認する(対象機種には要件があります)。
- ③工事請負契約・不動産売買契約を結び、事業者が交付申請を行う。交付申請期間は2026年3月31日以降、予算上限に達するまで(遅くとも2026年12月31日まで)。
- ④補助金は事業者経由で還元される(値引き等の方法は契約時に確認)。
- ⑤自治体補助を併用する場合は、着工前の申請が原則の制度が多いため、契約・工事の前に自治体窓口へ確認する。
エネファームが向く家・向かない家
補助金が手厚いとはいえ、エネファームはすべての家に向くわけではありません。ガス併用が前提で、設置スペースも2台分必要です。オール電化の家や電気の使用量が少ない家では、別の給湯器のほうが合うこともあります。向く家・向かない家の詳しい整理と後悔しない選び方は、エネファームのデメリット記事で解説しています(関連記事のリンク参照)。
よくある質問
エネファームの補助金は2026年でいくらもらえますか?
国の給湯省エネ2026事業で17万円/台です。あわせて電気蓄熱暖房機を撤去する場合は4万円/台(2台まで)、電気温水器を撤去する場合は2万円/台が加算されます。さらに自治体の独自補助(全国244制度)と併用できる場合があり、あわせて20万円を超えるケースもあります。併用可否や金額は自治体ごとに異なるため、お住まいの自治体の制度をご確認ください。
補助金の申請は自分でするのですか?
いいえ。給湯省エネ2026事業は、給湯省エネ事業者として登録された建築事業者・施工業者・販売事業者が申請します。施主が自分で申請する仕組みではないため、見積もり段階で「登録事業者かどうか」「対象機種かどうか」を確認することが重要です。自治体の補助は施主本人が申請する制度も多く、着工前の申請が原則のものが一般的です。
補助金はいつまでに申請すればいいですか?
給湯省エネ2026事業の交付申請は2026年3月31日以降に始まり、予算の上限に達するまで(遅くとも2026年12月31日まで)です。予算がなくなり次第終了するため、年末を待たずに締め切られる可能性があります。自治体補助も年度予算で先着順のことが多いので、導入を決めたら早めに事業者と自治体の両方へ確認しましょう。
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お住まいの自治体で使える制度を探す
補助金は国の制度に加え、市区町村ごとの独自制度を併用できることが多くあります。 下記の都道府県、または検索から、お住まいの自治体で使える制度をご確認ください。 多くの自治体ページには、国の省エネ補助金に対応できる「登録事業者」の一覧も掲載しています。 施工会社をお探しの方はあわせてご覧ください。
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