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内窓と窓交換どっちがいい?補助金とあわせた窓リフォームの選び方を解説

2026/06/25 更新 ・ 出典は記事末に明記

「冬の寒さや結露をなんとかしたい」「電気代を安くしたい」と思ったとき、真っ先に検討すべきなのが「窓」の断熱リフォームです。しかし、いざリフォーム会社に相談すると「内窓(二重窓)を付ける方法」と「窓枠ごと新しく交換する方法」の2つを提案され、どちらが良いか迷ってしまう方が非常に多くいらっしゃいます。費用も工事の手軽さも、そしてもらえる補助金の額も少しずつ異なる2つの方法について、2026年現在の最新事情と選び方のコツをやさしく整理しました。

この記事の結論まとめ

先に要点だけ
  • もっとも人気なのは?:コストパフォーマンスと工事の手軽さで圧倒的に選ばれているのは「内窓の設置(二重窓)」。
  • 窓交換のメリットは?:古くてガタつくサッシ枠を根本から新しくでき、見た目も美しくなるのが「外窓の交換(カバー工法など)」。
  • もらえる補助金は?:どちらを選んでも国の大型補助金(先進的窓リノベ事業など)の対象。窓のサイズと性能グレードによって1か所ごとに数万円〜十数万円。
  • 最大の注意点:指定された性能を満たす「対象製品」を選ぶことと、必ず「契約・着工の前」に事前申請を行うことが絶対のルール。

窓の断熱リフォーム「4つの主な方法」と特徴

窓の断熱性を高めるリフォームには、大きく分けて4つのアプローチがあります。工事の規模が大きくなるほど費用はかかりますが、そのぶん効果や見た目の改善度も上がります。

リフォームの方法工事の内容メリットと特徴費用・工期の目安
1. 内窓の設置(二重窓・二重サッシ)今ある窓の室内側に、新しく樹脂製の窓をもう1枚取り付ける圧倒的に費用対効果が高い。断熱だけでなく「防音効果」も最強クラス安め(1窓あたり約1時間)
2. 外窓の交換(カバー工法)今の古い窓枠を残し、その上から新しい窓枠を被せて最新の窓にする壁を壊さずにサッシごと新しくできるため、ガタつきや隙間風、開け閉めの重さが根本から直る中〜高め(1窓あたり半日〜)
3. 外窓の交換(はつり工法)外壁を一部壊して、古い窓枠を丸ごと撤去し、完全に新しい窓にする家の構造から直すため効果は一番高いが、足場代や壁の補修費がかさむ大規模工事かなり高め(数日〜)
4. ガラスのみ交換既存のアルミ枠はそのままに、ガラスだけをペアガラス(複層)等に入れ替える手軽だが、アルミ枠部分からの熱逃げや結露は防げないため効果は限定的安め(1窓あたり数十分)

注意点どの方法を選んでも、国が定める断熱基準をクリアした製品であれば補助金の対象になりますが、「ガラスのみ交換」は枠の性能が上がらないため、補助対象となるハードルが少し高くなる傾向があります。

ズバリどっち?「内窓」と「外窓交換」の選び方

もっともよく比較される「内窓」と「外窓交換(カバー工法)」。ご自宅の状況と優先したい目的に合わせて、最適な方法を選びましょう。

費用と効果のバランス重視なら「内窓」がおすすめ

  • とにかく費用を抑えて、家中の窓をたくさん断熱化したい人。
  • 交通量が多い道路に面しており、外の騒音も防ぎたい人。
  • 結露をなんとかしたい人。

知っておくべきデメリット窓を開け閉めする際、外側の窓と内側の窓の「2回アクション」が必要になります。また、室内に数センチ出っ張るため、カーテンやブラインドの付け替えが必要になる場合があります。

ガタつきや見た目の古さも直したいなら「窓交換」がおすすめ

  • 古いサッシが重くて開け閉めしづらい、レールが歪んでいる人。
  • スッキリとした見た目(1枚の窓)を維持したい人。
  • 浴室など、二重窓にすると狭くなってしまう水回りの窓。

知っておくべきデメリット内窓に比べると工事の手間がかかるため、費用が1.5倍〜2倍近くになることがあります。

補助金を確実に獲得!申請のポイントと注意点

窓リフォームは国の大型補助金が使える最大のチャンスですが、申請には厳格なルールがあります。

1. 国の補助金は「登録事業者」がすべて代行する

窓リフォームの大型補助金(先進的窓リノベ事業など)は、施主(あなた)個人が直接申請することはできません。あらかじめ国に登録した「登録事業者(リフォーム会社や窓専門店)」がすべての手続きを代行します。依頼する業者が登録事業者であるかを契約前に必ず確認してください。

2. 補助額は「サイズ × 性能」で決まる

「窓の面積(大・中・小)」と「設置する窓の断熱グレード(S・Aなど)」の組み合わせによって、1か所ごとの定額補助金が設定されています。複数の窓をまとめて改修するほど補助額が積み上がり、家全体の断熱効果も劇的にアップするため、「リビングや寝室など、長時間過ごす部屋の窓をまとめて施工する」のが一番賢い使い方です。

3. 【絶対厳守】工事や契約の「前」に申請する

補助金をもらうための最大の落とし穴です。「必ず工事の契約を結び、実際に着工する前」に、業者を通じて事前申請(予算の予約)を行う必要があります。事後報告では1円も補助されません。また、国の予算枠が上限に達すると早期終了してしまうため、思い立ったら早めに見積もりを取りましょう。

💡 地元の自治体の「断熱補助金」も忘れずにチェック!

窓の断熱リフォームは、国だけでなく市区町村(自治体)からも独自のエコリフォーム補助金が出ているケースが多くあります。財源が異なるため、「国の補助金」と「自治体の補助金」は、条件さえクリアすれば併用(ダブル受給)できる可能性があります(同じ窓に対して二重に満額もらうことはできませんが、対象部位を分けたり、工費全体に対するパーセンテージで上乗せできる場合があります)。当サイトの「自治体で探す」機能を使って、お住まいの地域に独自の上乗せ制度がないか、見積もりを取る前に確認しておきましょう。

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よくある質問

補助金の金額だけで見ると、内窓と外窓交換のどちらが有利(お得)ですか?

制度の年度によって微調整されますが、基本的には「内窓の設置」の方が、工事費全体に対する補助金カバー率(還元率)が高く設定されやすく、お財布に優しい傾向にあります。外窓交換は商品代金や工事の手間が大きいため、どうしても手出しの自己負担額が増えやすくなります。「とにかく安く暖かくしたい」なら内窓、「お金がかかっても窓枠の古さや重さを解決したい」なら外窓交換、と割り切って選ぶのがおすすめです。

今ある窓のガラスだけを、ペアガラス(複層ガラス)に交換しても補助金は出ますか?

はい、導入するガラスが国が定める断熱基準を満たしていれば「ガラス交換」でも補助金は出ます。しかし、結露や冷気の原因は、ガラス部分だけでなく「古いアルミの窓枠(サッシ部分)」にあることが非常に多いです。ガラスだけ良くしても枠から熱が逃げてしまうため、断熱効果をしっかり実感したいのであれば、枠ごと覆える「内窓」や「カバー工法」を強くおすすめします。

内窓を設置して補助金をもらう場合、確定申告で「リフォーム減税」も使えますか?

はい、併用可能です。一定の断熱改修(省エネリフォーム)を行った場合、翌年に確定申告を行うことで所得税が安くなる「リフォーム減税(投資型減税など)」を合わせて利用できます。ただし、減税額を計算する際、リフォームにかかった総額から「受け取った補助金の額」を差し引いて申告しなければならないというルールがあるため、確定申告時には施工会社や税務署に計算方法を確認しましょう。

お住まいの自治体で使える制度を探す

補助金は国の制度に加え、市区町村ごとの独自制度を併用できることが多くあります。 下記の都道府県、または検索から、お住まいの自治体で使える制度をご確認ください。

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出典: 国土交通省・環境省・経済産業省「住宅省エネ2026キャンペーン」先進的窓リノベ事業、各自治体の公式案内をもとに一般的な内容を整理(個別の窓のサイズ判定、製品が補助対象の性能を満たしているか、最新の予算執行状況、正確な併用ルールについては、必ず公式ウェブサイトや施工を依頼する登録事業者にご確認ください)