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雨水タンク・緑化・生垣など外構エコの助成金まとめ2026|自治体の制度をやさしく解説

2026/06/25 更新 ・ 出典は記事末に明記

新築の仕上げや、お庭のリフォームで検討することの多い「外構(エクステリア)」。実は、雨水タンクの設置、屋上や壁面の緑化、生垣づくり、あるいは危険なブロック塀から生垣への切り替えといった環境や防災に貢献する外構工事には、多くの自治体が独自の助成金(補助金)を用意しています。2026年現在の身近に使える外構エコ助成の全体像と、申請のポイントをやさしく整理しました。

この記事の結論まとめ

先に要点だけ
  • どんな助成がある?:地域の環境保全や防災(治水・耐震)を目的として、「雨水タンク」「屋上・壁面緑化」「生垣の設置」「危険ブロック塀の撤去」に対して自治体からお金が出る。
  • いくらもらえる?:数千円〜数万円規模の手軽なものから、壁面緑化やブロック塀撤去では数十万円規模になるケースまで、工事内容によって幅広い。
  • 申請の絶対ルール:ほとんどの制度で「工事や購入・設置をする前」の事前申請が必須。先に買ってしまったり、工事を始めたりすると対象外になる。
  • まずはここから:外構の助成金は、国の一律の制度ではなく「市区町村ごとの完全な独自支援」。地域によって制度の有無や金額が全く異なる。

外構エコ・防災の助成金は「自治体ごと」のオーダーメイド

家の中の補助金(省エネ家電や断熱リフォームなど)とは異なり、お庭や敷地のまわりといった外構(エクステリア)に関する助成金は、お住まいの市区町村がそれぞれの地域の景観や防災計画に合わせて独自に実施しているものが中心です。金額自体は比較的小規模なものが多いですが、条件さえ合えば誰でも手軽に使える身近な制度として親しまれています。

対象になりやすい4つの外構工事と助成の方向性

どのような外構工事が自治体から応援してもらえるのか、代表的な4つのメニューと助成の目的をまとめました。

対象・工事の種類助成の目的・理由助成金額の方向性とポイント
雨水タンク・浸透ます屋根の雨水を貯めて水やりに有効利用し、下水道への急激な流入を防いで浸水被害(治水)を予防するため購入・設置費用の3分の1〜半分程度を補助(上限2万〜5万円程度が目安)。市販の既製品も対象になりやすい
屋上・壁面の緑化植物の力で建物の温度上昇を抑え、地域全体の「ヒートアイランド対策」につなげるため緑化工事を行った面積(㎡)に応じて算出。規模によっては数十万円規模の本格的な助成が出ることも
生垣(いけがき)の設置フェンスの代わりに木を植えて、街の「みどりの保全」や「美しい景観づくり」を進めるため新しく作った生垣の長さ(メートル)や植えた本数に応じて支給。一定以上の高さや樹種の指定がある場合も
危険ブロック塀の撤去地震の際に、通学路や避難路沿いの古いブロック塀が倒壊して歩行者がケガをするのを防ぐため防災の観点から非常に重視されており、撤去費用やその後の軽量フェンス・生垣への作り替え費用を一部〜最大全額補助

注意点金額・条件・対象となる製品の基準(タンク容量〇リットル以上など)は自治体ごとに細かく異なります。実際の内容はお住まいの自治体の公式ページで確認してください。

失敗しないための申請の進め方と3つのポイント

お庭の工事や雨水タンクの購入で損をしないために、次のポイントを事前に必ずチェックしておきましょう。

1. 商品の購入や工事の「前」に申請する(購入後のレシートは原則NG)

もっとも多い失敗が、「ネット通販で雨水タンクを買って設置したから、領収書を持って市役所へ行った」というケースです。外構の助成金は、「事前に申請書を出して許可(決定)を得てから、商品を購入・工事着工する」のが大原則です。順番が逆になると、どれだけ要件を満たしていても不交付(0円)になります。

2. 対象となる設備・仕様の基準を必ず確認する

雨水タンクであれば「容量100リットル以上」、生垣であれば「道路に面した部分で、高さ〇メートル以上の低木を〇本以上植えること」など、細かな仕様や条件が決まっています。カタログや図面を用意して、条件をクリアしているか確認してから申請へ進みましょう。

3. 年度ごとの「予算枠」と締め切りに注意する

外構関連の助成金は、市区町村の比較的小さな予算枠で動いています。そのため、「先着〇台(〇件)限定」となっていることが多く、人気の地域では夏〜秋を待たずに予算上限に達して早期終了してしまうことがあります。外構の計画が出たら、真っ先に募集状況を確かめてください。

💡 まずは地域の制度の「有無」を調べることから!

外構の助成金は自治体によって「あるところ」と「ないところ」がハッキリ分かれる分野です。当サイトの「自治体で探す」機能から、お住まいの(またはこれから家を建てる)市区町村に、使えるお庭の助成金があるかをまず最優先で調べてみましょう。

申請から助成金受け取りまでの一般的な流れ

雨水タンクの購入を例にすると、次のようなステップで進むのが一般的です。

  • 調査:地元の役所のホームページ(環境課、都市緑化課、防災課など)で対象となる助成金があるか調べる
  • 準備:購入したい雨水タンクのカタログ(容量や型番がわかるもの)や、お庭の設置予定場所の「設置前の写真」を用意し、見積もりを取る
  • 事前申請:役所の窓口または郵送・オンラインなどで事前申請書を提出し、自治体からの「交付決定通知書」が届くのを待つ
  • 購入・設置:通知書が届いたことを確認してから、商品を正式に購入・設置し、「設置した後の日付入り写真」を撮影する
  • 完了報告・入金:購入時の領収書(レシート)と設置後の写真を役所へ提出する。審査後、指定した銀行口座へ助成金が振り込まれる
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よくある質問

ホームセンターやネット通販で買った雨水タンクでも助成金の対象になりますか?

はい、多くの自治体で市販の既製品の雨水タンクも助成金の対象になります。ただし、「自治体が指定する容量(例:100リットル以上など)を満たしていること」や、「購入する前に役所へ申請書を出して許可を得ていること」が絶対の条件となります。購入後の後付け申請は認められないケースがほとんどですので、必ず買う前に役所の担当課へ相談してください。

フェンスを生垣に変えたいのですが、植木代のほかに工事費も補助されますか?

自治体によって異なりますが、手厚い地域では「購入した苗木や土、肥料などの材料費」だけでなく、「造園業者が行った植栽・施工工事費」の一部まで含めて補助対象にしてくれるケースがあります。特に、古いブロック塀を取り壊して代わりに生垣を植えるといった「切り替えリフォーム」に対しては、防災と緑化の両面から高い補助率や上乗せ助成が用意されていることが多いです。

隣の家との境界にある古いブロック塀を壊す場合も、防災の補助金は使えますか?

ブロック塀の撤去補助金は、多くの場合で「不特定多数の人が通る道路(公道や通学路、避難路など)に面していること」が適用の前提条件となっています。そのため、残念ながら「隣の家(私有地)との境界線にあるブロック塀」を個人的に解体する工事については、防災上の緊急性が低いとみなされ、補助金の対象外となってしまうケースが一般的です。まずはハザードマップや道路の指定状況を役所の建築指導課や防災課で確認してもらいましょう。

お住まいの自治体で使える制度を探す

補助金は国の制度に加え、市区町村ごとの独自制度を併用できることが多くあります。 下記の都道府県、または検索から、お住まいの自治体で使える制度をご確認ください。

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出典: 各地方自治体の環境緑化課、土木防災課等の公表マニュアルをもとに一般的な事例を整理(個別の地域における最新の予算実施状況、対象となるタンク容量や植物の基準、必要書類の具体的な書式などについては、必ず物件が存在する市区町村の公式ウェブサイトや窓口にご確認ください)